梅雨の時期になるとあちこちにカビが発生しやすくなります。
えっ!ここにカビ生えてた?ってビックリすることも
人の体にも影響を及ぼすカビを退治しちゃいましょう。
今回はカビを予防して部屋を守る方法や梅雨にカビが増える原因などをご紹介します。
カビを予防して部屋を守る方法
カビを発生させないことが大切です。
見えないカビまでを全てなくすことは難しいことです。
なので、発生しにくくなる環境を作るための予防方法をご紹介します。
◇湿度をコントロール
梅雨で雨が降り続く日が多いと思います。
エアコンで除湿をする方も沢山いらっしゃると思います。
うちでも使ったりしています。
しかし、エアコン自体にカビが生えている事がよくあります。
そのエアコンを使用してしまうと部屋の中にばら撒いてしまうことになります。
使用する前にしっかりと吹き出し口やフィルターの掃除をしてから使用しましょう。
もし雨が降っていなければなるべく窓を明けて換気をすることをおすすめします。
また、窓の結露した水分も早めに拭き取るようにします。
◇汚れを排除
ほこりや汚れをしっかりと取り除きます。
カビの栄養をなくすことも大切です。
窓枠のゴムパッキンなどのほこりも忘れずに取り除きます。
届かない所は柄のついた拭き掃除用の物でささっと拭くことも!
最近は使い捨ての物がいろいろ販売されています。
ごっそりと取れるし清潔に保てるのでおすすめです。
◇風通しを良く
クローゼットや押し入れなど風が通らない場所も定期的に明けて風通しよくすると
カビが生えづらくなります。
開けるだけでなく扇風機などで風を送って空気を循環させることも良いと思います。
梅雨にカビが増える原因
カビが増殖する条件は
◇湿度
カビは湿度50%以上で繁殖を始めて、60%以上で急激に増殖してきます。
80%になるとあっという間に増殖してしまいます。
だからじめじめした梅雨はカビのパラダイスなんですね。
ただ、インフルエンザなどのウィウスは40%以下になると活動を始めます。
なので、理想の湿度は50%前後と言われています。
また、喘息やアレルギー性鼻炎をお持ちの方は乾燥しすぎると症状が出ることもあるので
加湿器や除湿機を上手に使いながらコントロールしてください。
◇温度
20℃~30℃が発生しやすく、活発に発生するのが25℃前後です。
30℃以上になると衰えて来て36℃以上になると発生が止まります。
梅雨時期カビにとってはちょうどよい気温だということですよね。
◇栄養
ほこりや人の垢などの汚れが栄養になります。
栄養があるとどんどんカビが元気になってしまいます。
つまり、湿度も温度も栄養も梅雨の時期にはしっかりと条件が揃ってしまっているということですね。
カビが原因で起こる病気や症状は?
少量であれば健康状態の方には免疫力があるのでそこまで影響がないかもしれません。
しかし、アレルギーをお持ちの方や気管支喘息の方が吸い込んでしまうと
症状が出てしまいます。
そして梅雨の時期には沢山発生しやすくなっています。
大量に吸い込んでしまうと健康状態の方でも安心してはいられません。
体内にカビが発生してしまう病気(内蔵真菌症など)もあります。
そうならない為にも対策が必要です。
まとめ
梅雨でジメジメしていると気持ちもなんだかどんよりしちゃうこともあります。
なんかカビ臭いけどエアコン使っちゃおうって使っちゃう時もあると思います。
でも見えないカビが部屋中に飛んでいるのかもしれません。
見えないからこそいつの間にか体に影響を与えているかもしれません。
生える条件や対策を知っていれば、少し気にするだけで自然と予防出来ると思います。
今年はカビを増やさずに快適なお部屋でお過ごしください。