ひじきの煮物など冷凍保存での注意点

煮物はどうしても多めに作ってしまいますね。そんなときは冷凍保存してみませんかだいこん、にんじん、じゃがいも、里芋、たけのこ、れんこん、いろんな野菜とあげなどを一緒に炊合せようとすると当たり前に多くなってしまいます。昔から一度にたくさん煮た方がおいしいよ！とベテラン主婦さんはおっしゃいますしね。ん～確かにおいしいです。ですが、たくさんの煮物をいたんでしまうまでに食べてしまわなくてはいけないのはなかなか大変なことです。そんな時には冷凍保存がいいです。出来上がったものを自然に冷めるまで待って冷凍保存容器に入れたりラップに包んで冷凍庫に入れます。ここで肝心なのは冷めるまで待つ！ということです。中が高温高湿状態となり雑菌が繁殖しやすくなること。水分が凍るとき、ゆっくり凍ると組織を破壊し味が落ちるので、おいしさを保つには、0℃付近の温度にできるだけ早く近づけたいというのが理由です。あとは、必要な時に必要な分を自然解凍や電子レンジにかけるなどすれば食することができます。ひじきの煮物、切り干し大根、五目豆、卯の花などは、冷凍しても味が落ちる心配がありません。お弁当に活用するのもいいですね。お弁当のカップに小分けして、そのまま入れておけば保冷剤の役にもなります。ひじき煮は卵焼きの具、ご飯と混ぜればひじきご飯にもなります。コロッケに入れたり、サラダに入れたりいろいろ活用できます。

こんにゃくの冷凍はどうする？

煮物にこんにゃくをいれた場合。こんにゃくの包装の裏を見ると保存方法に「冷凍での保存不可」「凍らせると食感が変わることがあります」と書かれています。凍らせる時にこんにゃくは取り出して冷凍したほうががよさそうです。しかし、単品で凍らせたこんにゃくはおいしいという説もあります。好みの大きさに切ったこんにゃくを、一晩冷凍庫に入れます。冷凍庫から取り出したら解凍とあく抜きのために熱湯をかけます。キッチンペーパーなどでよくよく水気を取り除けば味付けの準備に入ります。煮物にはむきませんが、いため煮。、焼肉のたれなどで味付けした野菜炒め。こんにゃくに濃い目の味付けをして片栗粉をまぶし唐揚げ風になどお肉のイメージで使うとおいしく食べられます。

冷凍保存におすすめの煮物

他に冷凍保存におすすめの煮物としてかぼちゃがあります。かぼちゃは他の野菜に比べて水分が少なく、その分栄養がぎっしり詰まっている野菜です。水分が少ないので冷凍しても味や食感が損なわれることがありません。

おわりに

煮物は多めに作って冷凍しておくと便利ですね。煮物としてだけではなく、いろいろなレシピを考えるのも楽しいですね。